心身症は心の闇から生まれる病気|ストレスは解消するべき

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ストレスを溜めない技

2人のドクター

精神的な負担が原因で発症する心身症にかからないように注意するにはどうすればよいのでしょうか。心身症をはじめとする精神的な病気の最も大きな原因はストレスです。ですから、こういった精神的な病気にならないようにはストレスを必要以上にため込まないように気を付けるということがとても大切になります。現代社会はストレス過多と言われているように日常生活を普通に送っているだけでも様々な場面でストレスを受けます。自分がストレスを受けているなと感じていたら、できるだけ早めにストレスを発散する時間を作るようにしましょう。また、ストレス発散もそうですが、自分が苦手なことを理解し、苦手な場にはいかないように注意することも大切です。心身症を発症しやすい人は自分の意見がうまく言えずに我慢してしまいやすい傾向があります。自分の意見を言うのは勇気が必要ですが、言わないと相手には伝わらないので、自分の気持ちをあまりため込まないように注意し、小出しに自分の意見を言うようにしましょう。そして、最も大切なことは自分の身体の異変に気付くと同時に認めてあげて、自分でどうにもならないと感じたらできるだけ早く病院で受診するようにしましょう。

心因的な悩みや精神的な悩みが引き金になって、身体にも様々な不調が出てきてしまうような症状が現れてしまうことを、ひとくくりにして心身症と呼んでいます。心身症の特徴として、原因は決まっているのですが、不調が現れる場所は人それぞれ違ってきます。例えば、心身症としてよく知られるもっとも一般的なものは胃潰瘍です。胃潰瘍はストレスが原因で胃液のバランスが崩れてしまい、胃壁に穴が開いてしまう病気なのですが、ストレスによって身体的な影響が出てしまった人全員が胃潰瘍になるというわけではありません。ある人はストレスから全身の筋肉が硬直して血行が悪くなって頭痛を発症する人もいますし、お腹の調子が突然悪くなってしまう過敏性腸症候群も心身症の症状の一つです。心身症は、精神的な部分に大きく左右される病気なので、発症しやすい人には共通した特徴があります。心身症を発症しやすい人は、神経質な人とは逆の傾向があります。通常では社会に適応している人が多く、精神的な疲れやストレスなどで自分の身体に不調が表れているということを否定しやすいです。このように社会適応がうまくできている人というのが心身症になりやすい人の特徴ですが、一方で適応しすぎて自分の感情を押し殺しているという一面も持っています。